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【彫刻の森美術館】箱根の自然の中でアート鑑賞

 

ちょうこくのもりびじゅつかん【彫刻の森美術館】

1969年に開館した日本初の野外美術館が「彫刻の森美術館」。箱根の大自然の中に、スケールの大きな作品が展示され、散策をしながら芸術に触れることができます。

 

館内は7万平方メートルという広さで、近現代の作家の作品が120点ほど常設展示されています。

 

美しく手入れのされた芝生や緑の木々の間に展示されている作品には見上げるようなサイズのものもたくさん。広々と遮るものの無い空の下の彫刻は迫力満点。彫刻と同じポーズで写真を撮るのも人気です。

 

柵も何もなく間近で見ることができる作品も多くあり、実は箱根本箱のスタッフも勘違いをしていたのですが、手を触れるのは厳禁。というのも人間の手の脂は作品を劣化させる原因になるからです。常に日光や雨風に晒されている作品を守るためには、日々、こまめなメンテナンスが行われています。

 

雨上がりに行くと、大きな作品たちを美術館のスタッフが一体ずつ拭きあげている姿を見かけるかも。ぜひ、そんなスタッフの方々と作品に敬意を払い、マナーを守って鑑賞を。

 

ちなみにこの冬は初の試みとして、「箱根ナイトミュージアム」を開催。光のアーティスト、高橋匡太さんの手でライトアップされた空間を、エリアごとに色が変わるという特別な提灯を持って歩けるというイベントです。2017年12月1日から2018年1月8日までの期間限定ですのでお見逃しなく。

 

雨の日に楽しめる室内作品も

 

館内には室内展示場も5ヶ所あって、中でも人気は「ピカソ館」。ピカソの長女マヤ・ピカソから購入した陶芸作品に加え、油彩や素描、版画、彫刻、金のオブジェなどなど、現在319点を所蔵し、順次展示をしているのだそう。ピカソの作品がこれほど多く集まる館は世界でもかなり貴重。アトリエ写真なども展示され、ピカソの世界をさまざまに体感できます。

 

また、インスタ映え最高!と最近注目のスポットが「幸せをよぶシンフォニー彫刻」。フランスの芸術家ガブリエル・ロアール氏の作品で、高さ18メートル、内径8メートルという塔の壁面がすべてステンドグラスなのです。その美しさは圧巻! 塔の中央には螺旋階段があり、上部の展望台まで上ることもできます。

 

そのほか、館内にはレストラン2ヶ所とカフェもあり、ビュッフェや軽食などが楽しめます。またカフェの隣には敷地内から涌く源泉をいかした足湯コーナーもあり、自由に利用できます。お子様連れの方は、「しゃぼん玉のお城」「ネットの森」という中に入って体験できるアート作品もあります(小学生まで)。

 

急ぎ足で歩けば館内を1時間ほどでまわることもできますが、森林浴を兼ねながらのんびり散策をするのがおすすめです。

(2019年12月現在の情報です)

※営業時間等が変更されている場合がありますので、公式サイトなどで直接ご確認ください。

住所 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121

電話 0460-82-1161

開館時間 9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)

休館日 無休

入館料 1,600円

アクセス 箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗り「彫刻の森」駅下車すぐ。箱根本箱から車で約10分

駐車場 美術館来館者は5時間まで500円。レストラン、売店のみの利用は1時間500円

公式サイト http://www.hakone-oam.or.jp